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No.46邸-家族みんなで意識改革!夏休み返上リフォーム

No.46邸 家族みんなで意識改革!
夏休み返上リフォーム

今回の築18年・3LDK分譲マンションのお家は、一言でいうと子供のオモチャと荷物で溢れたお家でした。お片づけも必要ですが、何より家族の意識の入れ換えが必要だ・・・ということで夏休みを利用して家族みんなでお片づけリフォームを敢行しました。

ビフォー写真
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リビングには、オモチャがギッシリ詰まったクリアケースがいっぱい!家族5人が集う11畳のリビングにはパソコンやテーブル・テレビ・ソファーが置かれ、窮屈な空間になっていました。さらにテレビの隣にはクリアケースが何段も積み重ねてありました。引き出しは開けようにも、中身が詰まっていてなかなか開きません。「何年も前の子供たちのオモチャが入っているので、使ってないのがほとんどだと思います。親戚が来るっていうので、これでも片付けた方です。」と依頼主。寝室なのに、天井までせり立つクリアケースのタワーたち。依頼主ご夫婦と小学校6年生の次女が使っている6畳の寝室です。しかしタンスやハンガーラックに勉強机の存在で有効なスペースはわずか3畳くらいでした。長女の部屋でもタワーのようなタンスにぬいぐるみ・オモチャ。長女の部屋もタワーのような高さのタンスやハイベッドに囲まれた部屋で狭く感じます。押入れは物があり過ぎて左扉が開かない状態に(物をどけて撮影)。押入れの中は衣装ケースがびっしりと入っていました。衣装ケースの中身はほとんどぬいぐるみです。 長男の部屋は漫画本とフィギュアがいっぱい並んでいました。大学2年生の長男の部屋。ご夫婦の洋服タンスとベッドが置かれた窮屈なスペースになっています。しかも長男の荷物のほとんどは漫画本とフィギュア。右画像はクローゼットの中です。洋服が乱雑に押し込まれていました。食器棚に吊り戸棚は容量オーバー。食器には埃がつく始末です。L字型で窓が無く風通しが悪い4畳キッチン。食器棚の中にはぎっしりと食器が詰め込まれていて、食器の上にはなんと埃がたっていました。食器棚の下棚には山のような弁当箱たちが。4畳のキッチンはまさに物だらけです。吊り戸棚や食器棚はすでに容量オーバーで収納できない食材ストックは冷蔵庫の上に収納していました。まだまだあります...家全体が散らかり放題なんです!これでは子どもたちに片付けなさい!とは言えませんよね・・・しかし!家族5人全員が意識を本当に徹底的に変えて、この夏休みにやってしまわないと大変です!依頼主のご依頼:★お客さんをすぐに呼べる家にしたい。依頼主談(この(片付ける)機会を逃したら一生ないと思っています。)今回は夏休みに合わせて子どもたちと一緒にスタート。意識改革からのスタートで、2ヵ月半に渡りリフォームしました。 リフォーム開始!まずはこの家にどれだけのオモチャがあるのか知るために、リビングに家中のオモチャを集めてみました。集めたオモチャで足の踏み場もない11畳のリビング。10数年に渡って買い与えてきたオモチャの総額は相当なことは想像に難くないでしょう。オモチャたちはどれも埃を被っており大切に使われていないのがよく分かります。なぜ大切にしないのか。買い与えすぎたからです。オモチャの量を確認するだけで終わったリフォーム初日。この日からしばらくの間子どもたちには使うもの使わないものを決断してもらいました。1ヶ月間、子どもたちは自分たちなりに物を処分する努力をしてくれていたようです。次女はおもちゃを全部出したら思ったよりも量がたくさんあって驚いていました。長男は漫画やフィギュアをこれらを高く売るために収集していたようで、片付け期間中にいらない本を売りに出しに行っていましたね。1ヵ月後、本格的にリフォームに開始!毎日の作業が憂鬱だった4畳のキッチン。この空間の壁を取り払います。キッチンと和室を隔てていた壁はポッカリ口を開き、11畳の開放的な空間に生まれ変わりました。窓から降り注ぐ光と風が湿気のたまりやすいキッチンとお風呂場まで届きました。 女の子たちの部屋に荷物を運び込みましたが、先行き不安な状態。かつて長男が使っていた6.9畳の洋室は女の子2人の部屋になります。1ヶ月かけて整理した荷物が部屋にどんどん運び込まれます。「もしかしたら入りきれないかも・・・」次女が呟いている位に沢山の荷物。荷物の1つを触ると中から大量の小さな人形用の靴や小物が・・・。荷物の再度見直しに10時間。それでも一向に減らない荷物。まだまだ多い子供の荷物。限られた収納スペースに納まるよう、再度見直していきます。しかし、スタッフ総動員でお昼の12時に始めたオモチャの見直しは10時間経ってもほとんど変わらない状態でした。「捨てるの?」と親が聞いても次女の「取って置く!」で捨てないでいるため一向に作業が進みません。子供に対する親の態度にも疑問が残り、現場は重苦しい空気に包まれます。それでも出てくる出てくるたくさんのオモチャや文房具。長男の下敷きだけでも55枚!ノートだけでもすごい量がありました。まだまだ捨てないといけないはずなのに依頼主も「だいぶ捨ててきたと思います・・・」と今までの作業に満足している様子でした。実はここで・・・両親も捨てなきゃいけないのは分かっているけど子どもたちに強制的に捨てさせる事ができなくて安東は我慢の限界に!「今日正直言って今まで長いことお片づけをやってきましたが、ここまで思い切らない人は初めて。」と涙ながらに訴えました。ただ、「もっと本気になってほしい」その一点でした。家族のみんなの意識が変わってくれることを期待しつつ、この日は作業を中断し帰ることにしたのです。 安東の激怒から1週間後、依頼主のお宅に伺いました。次女に今どんな気持ちか聞いてみると「買ったのがもったいなかったかなー」と言ってくれました。リフォーム開始から1ヶ月半、家族の意識に変化が見られるようになってきました。リフォームもいよいよ完成です。廊下を圧迫していた 本棚がくつ箱へ大変身!ダイニングが丸見えだったかつての玄関。今回のリフォームでは急な来客にも慌てることのない空間を作りました。家族5人が隙間という隙間に押し込まれ、容量オーバーだったくつ箱は履かない物を処分しスッキリまとめました。このくつ箱、廊下を圧迫していた本棚の再利用品ですよ! 和室の壁は取り払って広~いリビングダイニングスペースに!天井まで山積みにされた6畳の和室。夫婦と次女が寝るにはあまりにも狭く危険だったこのスペースは、新しく開放的なLDKに大変身しました。そして、家族5人がゆっくり座れるダイニングテーブル。家族に会話が生まれますね。玄関を隔てた壁の裏にはパソコンスペースを設置しました。風通しがいいように窓も付けたのですが、部屋の一角にはパソコン専用スペースも設けました。このおかげで湿気でボロボロだったコンセント周りもスッキリリフォームしました。もう湿気に悩まされることもないでしょう。 長い時間居られなかったキッチンはずっと料理していたいキッチンに。空気の通りが悪く、毎日の作業が億劫だった4畳のキッチンは、圧迫感のあった壁をを解消して調理・配膳スペースもしっかり確保。ガスコンロも新しくなりました。流し台の後ろにはクリアケースを16個を使用し大容量の食材ストックを製作しました。上には食器棚の上棚のみを設置しています。食材ストックの引き出しには調味料や食材を立てて収納。開けた時に何があるのか一目で分かりますね。 リビングは和室に変更。夫婦のくつろぎのスペースに生まれ変わりました。オモチャがはみ出して居心地の悪かったかつてのリビングは4.5畳の夫婦の寝室になりました。新しく作った押入れの隣には廊下からも使える両面開きのクローゼットが誕生しました。これで風通しも確保できます。4.5畳の長女の部屋は、長男の部屋に変更しました。膨大な量のぬいぐるみで息苦しかった長女の部屋は、長男の部屋になりました。 長男の部屋だった6.9畳の洋室は、女の子たちの部屋に。夫婦のタンスとベッドの存在で窮屈だった6.9畳の洋室は、新しく女の子2人の部屋に生まれ変わりました。勉強机を兼ねた長テーブルの下には大容量の収納も確保。増え続けるオモチャの量に鈍感になっていた兄妹も今回のリフォームで色んな事を学んだようです。大人1人がやっと通れる位窮屈だった廊下は、収納力もアップしスッキリ。本棚の存在で蟹歩きを余儀なくされていたかつての廊下は、本来の姿を取り戻しました。押入れの真裏に設けた収納には掃除機がスッポリ入るスペースも確保しました。奥さんの手間が1つ省けました。 お風呂もついでに新調!換気扇が壊れていたお風呂場も今回新しくシステムバスに交換しました。リフォームを終えて...依頼主:「家が変わって、捨てるだけでなくて逆に大事なものを取っておこうとか、無駄遣いをしないとか、みんなの気持ちが変わっていったのでよかったです。ありがとうございました。」捨ててきた方々はみんな「何を捨てたか覚えていない」と言います。
ポイントは「要る・要らない」ではなく「使うか・使わないか」「これがないと困るか困らないか」を考えると本当に物ってそんなに多くなくても生活はできるんですね。処分する時にいかに自分が無駄なことをしてきたか無駄な買い方をしてきたかを新たに発見できるんですね。