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No.40邸-壁の少ない部屋のためにステキなアイランドキッチンを!

No.40邸 壁の少ない部屋のためにステキなアイランドキッチンを!

築8年の3DK分譲マンションの4人家族の依頼主。壁が圧倒的に少ないダイニングキッチンには大型食器棚があり、洋室への扉を潰していました。なんとか家具を部屋に納めるため、安東はアイランドキッチンとダイニングテーブルを手作りしましたよ。

ビフォー写真
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キッチンスペースはスペース幅が狭く、食器棚が扉を潰してしまっています。存在感のある食器棚。流し台からの導線を考えて配置したものの、サイズが合わず扉1枚は役割を果たしていませんでした。また、ダイニングへの入口や流し台スペースの幅が狭く、食器棚の引き出しもソファーが邪魔して引き出せない状態でした。実はこのお部屋壁がないんです!壁が少ないから家具を置くことができませんでした。万年床とベッド、収納が丸見えのリビング横和室。家族4人の寝室は布団が敷きっぱなしで足の踏み場もありません。本来布団を入れる押入れもここぞとばかりに物が押し込められていました。物置部屋と化している4.5畳洋室が2つ。さらに4.5畳の2間はほとんど物置状態。干しっぱなしの洗濯物、閉めることのないクローゼット。さらに元気良く飛び出した衣類。片付け下手もここまでくればアッパレですね。 キッチンスペースはスペース幅が狭く、食器棚が扉を潰してしまっています。存在感のある食器棚。流し台からの導線を考えて配置したものの、サイズが合わず扉1枚は役割を果たしていませんでした。また、ダイニングへの入口や流し台スペースの幅が狭く、食器棚の引き出しもソファーが邪魔して引き出せない状態でした。実はこのお部屋壁がないんです!壁が少ないから家具を置くことができませんでした。万年床とベッド、収納が丸見えのリビング横和室。家族4人の寝室は布団が敷きっぱなしで足の踏み場もありません。本来布団を入れる押入れもここぞとばかりに物が押し込められていました。物置部屋と化している4.5畳洋室が2つ。さらに4.5畳の2間はほとんど物置状態。干しっぱなしの洗濯物、閉めることのないクローゼット。さらに元気良く飛び出した衣類。片付け下手もここまでくればアッパレですね。 依頼主のご依頼:★片付け下手なので、まずは収納の形を作ってほしい。(きちんと形を作ってもらって、それを維持することはできる自信があるので)★ダイニングテーブルがほしい。リフォーム開始!まずは足の踏み場もない6畳和室を整理。畳の上に陣取っていたダブルベッドを運び出しました。これまで物置状態だった4.5畳洋室は新しい寝室になりました。ご主人から初めてもらったブランドバッグも今や埃まみれ・・・片付け下手の依頼主のために収納の基本を作っていきます。隙間があれば物を押し込んでいたかつての押入れも、ようやく本来の形を取り戻しスッキリしました。 押入れの整理完了!物が無造作に押し込まれていた押入れは、スッキリ変身!天袋には普段使わないダンボールなどの箱類を置き、押入れ上段には布団類を、下段には使っていたクリアケースを整理して置いていきました。天袋の引き戸は撤去し、ロールカーテンを天井に付け替えて、目隠しにしています。和室の仕切り壁を撤去します!リビングをもう少し広くとりたいので、壁を取ります。ダイニングと和室の淀にあった仕切り壁も撤去します。なんだか狭く感じていたリビングと和室の仕切り壁と畳を取り除きしました。かつての和室は姿を替え3DKから2LDKの広々リビングスペースに変身しました。 次はキッチンスペースの壁サイズの確認と、収納の見直しです!まず家具をずらし、壁が少ないという本来のスペースを確認します。キッチンスペースの壁はわずか80cmでした。食器棚は1m20cmあります。さぁ大型の食器棚。どうしましょう?職場から同僚も駆けつけ、1週間かけて収納を見直しました。数年ぶりの大掃除でベランダにはゴミ袋の山ができました。さらにこの機会にかつての和室にフローリングが張られ、新しいリビングへと変身。 さぁここから問題のキッチンをリフォームしていきます。1m20cmの食器棚と洋室で使っていたチェスト、レンジ台を使って安東特製家具を製作していきますよ。用意された大小さまざまな合板を安東はもくもくと組み合わせていきます。2畳分のスペースを使っていびつな形の枠が出来ました。この形こそが「壁が少ない」「片づけが不得意」という依頼主への安東が出した答えなのです。使えるものは有効利用、それが安東流リフォーム術。家具の背中をうまく合わせアイランドスタイルの空間を作りました。しかもどの側面に行っても収納・収納・収納!!の大容量の収納スペースも確保できます。もちろん見た目も重視!白を基調とした壁紙を使い清潔感を演出していきます。天板には白色のタイルを貼り付けました。壁が少ない部屋にピッタリのアイランドキッチンが完成に近づきます。 アイランドキッチンの完成です!壁が少ない部屋にピッタリのアイランドキッチンの完成です♪流し台からの幅も23cmUP、リビング入口からの幅も50cm以上UPし、広々スペースになりました。依頼主のご要望はもう1つありました。安東が持ち出したのは1m40cmの大きな天板。足を4本にすると狭くなるので、足を2本だけ取付けていきます。テーブルの足の無い片側は食器棚と固定しました。天板には木目を引き立てるウッドワックスを塗っていきます。手狭なキッチンスペースにアイランドスタイルのキッチンを作りました。依頼主が頭を抱えていたダイニングキッチン。結婚のお祝いにもらった存在感のある食器棚は扉をふさぎ、レンジや炊飯器も丸見え状態。壁が少なく、家具の配置が難しいスペースに安東はアイランドスタイルのキッチンを作りました。 食器棚と本棚を背中合わせにして、大容量の収納スペースが誕生。片付けが苦手な依頼主のために1つ1つの収納に目的を持たせました。新しく買い足すのではなく、今あるものを有効利用。それが安東流リフォーム術。導線もゆったり確保し、開放感のある空間が生まれました。もちろん、流し台もゆったりスペースになりました。家具が邪魔で開けない扉があったりしたかつての流し台スペースもゆったり・スッキリして家事がしやすくなりましたね。 和室はリビングスペースに生まれ変わりました。かつて足の踏み場もなかった6畳の和室は、新しくリビングへと変身。埃がたまっていた押入れは徹底的に収納を見直し、本来の姿を取り戻しました。洋室2間は夫婦の寝室と子供部屋へ。物置兼洗濯物干し場になっていた4.5畳の洋室2間は、それぞれ夫婦の寝室と子供部屋に生まれ変わりました。物置部屋だったかつての洋室は子供部屋へと生まれ変わりました。 クローゼットもすっきりしましたよ。開きっぱなしだったかつてのクローゼットもすっきり片付きました。