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No.37邸-3.5畳の狭小キッチンを予算5万円のプチリフォーム!(ガスコンロ台は除く)

No.37邸 3.5畳の狭小キッチンを予算5万円のプチリフォーム!(ガスコンロ台は除く)

中古で5年前に購入した築17年の一戸建て。
3.5畳の空間に食器棚や冷蔵庫が所狭しと置かれています。
奥様はこれ以上どう動かしたらいいのかわからず、もうそのままになってしまっています。

ビフォー写真
タイトル:befor 1,大人一人がやっと通れるほどの幅の入り口です。狭いので右側にある食器棚の角が体にあたることもしばしば。2,冷蔵庫の扉の向きが流し台とは反対のために、開け閉めがちょっと面倒になってしまっています。 3,腰痛のある奥様は下の開き戸を使うのはたいへんで、缶詰や梅干しなどは丸テーブルの上に積まれた状態。4,長年の汚れなどがたまって、ガスコンロはボロボロになってしまっていました。5,高い位置にあるので手が届かず、結局使われなくなってしまっていました。" 6,両壁をトイレと浴室に挟まれているので、安東お得意の壁抜きドーーン!はできません・・・。7,隣接する浴室の脱衣所には収納が全くないので、洗剤などが床に直に置かれています。8,脱衣所に収納がないので、階段下にタオルや洗面道具などが山積みにされています。 奥様のご希望は:1,腰が悪いので食器棚の下のスペースはほとんど使えない為、使いやすい収納にしたい。2,ダイニングが廊下を渡って離れた場所にあるので、一人の時など簡単に食事ができるスペースがほしい。3,冷蔵庫の扉が流し台の方から開けにくい。4,明るくて楽しいキッチンにしてほしい。 さーて・・・ワタクシ安東・・・今回はかなり悩みましたヨ。まず、キッチンの大きさをキッチリ測ることが大切。5センチのスペースも無駄には出来ないし、使いやすいキッチンにしなくてはならないのですから。ウーン・・・初めて伺った日は本当に眠れませんでした。図面とニラメッコの日々が続きましたが!やっと納得のできる案ができました。 リフォーム開始 1,まずは、食器棚の食器や食品を分類しながらすべて外に出しました。2,冷蔵庫などもいったん、すべて外に出して、3.5畳の空間を確認です。3,食器棚の上部はリメイクでペンキを塗るために、ヤスリがけをしました。 クリアケース13個を用意:3段で使用する部分のクリアケースは、上から18cm・24cm・30cmと高さを変えてあり、高さに合わせた物を収納していきます。クリアケース正面にはカッティングシートを貼って、中身が見えないようにしました。 奥行き15cmの手作りボックス:安東手作りのボックスは、キッチンと脱衣所の間のわずかなスペースにぴったりはまりました!今まで階段下に置かれていたタオルの収納棚の完成です! カウンターテーブルにタイルを:ちょっと大きすぎるのでは?というサイズのカウンターテーブル。中央に自分達でタイルを貼っておしゃれな雰囲気に!ステキなカウンターテーブルですが、狭いキッチンにおさまるのかしら・・・? いびつな食器棚の秘密:食器棚をリメイクして出来上がったのはいびつな形の食器棚。どうしても、元冷蔵庫の位置に食器棚を置きたかった安東は、流し台下の収納の扉がちゃんと開けられるように配慮して、この形の食器棚にしたのでした! アフター 人1人がやっと通れるくらい窮屈だった入り口は広くなり、流し台までの動線もスムーズになりました。 所狭しと置かれた冷蔵庫や食器棚は、使いやすいように配置換えされました。扉の開く向きが逆だった冷蔵庫も移動して、流し台から開けやすくなりました。食器棚は今まで、2歩3歩と離れていましたが、振り返ると食器を収納できる位置に設置されました。少し高めの配膳台を兼ねたカウンターテーブルは、少しでも腰の曲げ伸ばしがないようにとの配慮です。 腰が悪い奥様にとって使いづらかった食器棚。色も新しくリメイクされて、下の段には大容量の収納スペースを確保!開き戸だった収納スペースは、腰への負担が軽く整理しやすい引き出しタイプに生まれ変わりました。 クリアケースには用途に応じて分類して収納。冷蔵庫横には手作りボックスでよく使うものの収納場所&今まで椅子の上に置かれていた炊飯器置き場も設置されました。 老朽化していたガスコンロは、新しくガラストップのコンロに変更しました。(ガスコンロ・ガス工事代は今回の予算とは別途) 普段は出入りに使っていな扉。キッチンと脱衣所の間のわずかなすき間も見逃しません!奥行き15cm程の棚ですが、タオルなどの収納には十分です。 流し台の上にあった吊り戸棚は、2つに切断されてリメイク。洗濯機の上の収納スペースとして生まれ変わりました! おかげで、階段下に雑然と置かれていた洗剤などは本来あるべきところに収納されて、スッキリしました♪ 間取り・配置 3.5畳という広さは変わりませんが、家具などの配置替え、収納場所の見直しなどで、動線も良くなり印象が変わりました。カウンターテーブルも設置されて、ゆとりのスペースも確保されました。奥様の腰痛にも配慮して、食器棚の使い勝手も良くなりました!