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No.62邸-流行のリノベーション!築19年の3LDKを素敵な物件に大変身

No.62邸-流行のリノベーション!築19年の3LDKを素敵な物件に大変身

築20年位、75㎡のマンションのスケルトンリフォームを紹介します!不動産会社様が持たれていたマンションをリノベーションし販売するためのリフォームでした。内覧会をした時の写真でご紹介します。2日間の内覧会でしたが、ナント即日売れた物件となりました!

ビフォー写真
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築19年、3LDKの分譲マンション。リフォーム前です。今回は不動産会社様所有のマンションを販売するためのリフォームです。さすが築19年!3LDKとよくある間取りですが、全体的に暗い印象です。中でもトイレや洗面所・お風呂のデザインが古めかしく、これでは売れないだろうなと思う物件でした。個性的に、そして収納や家事動線を考えた間取りに変更します。 個室とお風呂があった場所にキッチンとダイニングを作りました。個室の場所(BEFOREの間取図の右側の個室)にキッチンを設置しました!流し台の右に窓が見えます。元個室の窓です。お風呂も別の場所に作り、LDKに風が通り抜けるようにしました。左のガラスは強化ガラスです。マンションの玄関は暗い!ということで廊下側の壁は強化ガラスを採用。小さいお子さんが、ベタベタ触る可能性もあるため廊下側の壁を普通の壁にしようか迷いました。でもこのガラス、モチロン拭ける高さですし、お子さんも成長するので、数年の問題です。なによりもマンションの玄関は昼間でも暗いので、汚れよりも採光を重視しました。これで昼の帰宅も照明要らず、見た目もオシャレ。夜もリビングの照明で、廊下の照明点けなくても大丈夫なのです。右画像は玄関からの眺めです。マンションの狭い廊下でも開放感があり、ガラスがアクセントにもなっています。大きなダイニングテーブルだけど広々!配膳台も兼ねた2役のテーブルです。このダイニングテーブルは防火ドアも作っている会社に作って頂いたテーブルなので、コンロの隣でも安心です。長さが180センチあり、椅子は3名・3名の向かい合わせと1人の椅子が置ける長さなので、7名座れます。(画像は内覧会時なので4脚しか置いていません)キッチンのお悩みに、「配膳台がない」また「対面キッチンで、運ぶのが大変」という声をよく聞きますが、今回の配膳台はダイニングテーブル。配膳台の役割を果たす距離にダイニングテーブルを設置しました。そのためダイニングテーブルは、ガス台との段差がありません。ガスコンロの横なので、天ぷらと時など油飛びが気になりますが、防水ドアの素材で作ったこのダイニングテーブル。油が飛んでも大丈夫です。見えないからキレイにしない方が意外に多い「キッチン」。今回はオシャレなキッチンをあえて見せる配置にしました。キッチンのガスコンロがテーブルの真横にあるので、常に見えている状態。いつ来客があってもいいように、ガスコンロは常にキレイにしましょう。 全体的に白とステンレスで統一。スッキリ・洗練された印象のキッチン。システムキッチンはオーダーです。コンロから窓側のカウンター(窓)までは、3m57cmの長さです!ガスコンロの前の壁は、プロっぽくステンレスを貼りました。テーブルの下にもコンセントがありますので、ホットプレートなどの電化製品が使用できます。しかも換気扇がすぐ横なので換気は抜群!助かりますよね。流し台の奥行きは、通常65センチですが、これは70センチです。流し台の高さは、通常の85センチですが、ガスコンロの高さは、フライパンを振る時にも楽なように10センチ低くしました。流し台の下の収納スペースが減るので、食洗機は付けていません。シンクの右に水切りカゴを置きます。窓の前のカウンターにもコンセントを常設したので、炊飯ジャーやジューサーの使用が可能です。見せるキッチンにも死角を。ゴミ箱やちょっとしたものを置くスペース。奥のカウンターの下にはゴミ箱が置けるスペースを確保しています。ゴミ箱は手前に引っ張り出さなくてもゴミが捨てられる高さが理想です。画像のゴミ箱よりもう少し高さのないほうがいいですね。ゴミ箱の左は棚になっていて、お客様からも見えにくい場所なんです。ビールのストックや梅干しの瓶など置いたりできます。また、お中元やお歳暮などの収納場所に困る時にも重宝しそうです。シンクはマルチシンクを採用。洗剤を使ってしっかり洗えるんです!これはマルチシンクと言います。5年半位前のリフォームですが、今でもウッドワンにあります。右側は普通の深いシンクなのですが、左の部分もステンレス。ここにまな板を置いて使用します。周りのカウンタートップの部分より少し下がっているので、例えば魚をさばいた後など、まな板から落ちたモノも流せるんです!洗剤で洗って、シッカリ流せるスペースです。 吊り戸棚は付けずに、奥行のない棚を設置しました。流し台の前には吊り戸棚は付けませんでした。その代わりに奥行の浅い棚を目の高さ位に設置。横幅は約2mあります。棚上の部分はラクに手が届くので拭けます。観葉植物など飾るとオシャレですね。棚の左にオシャレな調味料入れをディスプレイで置いています。でもコンロの近くなので、汚れが気になる場合はNGです。中にはお砂糖や塩など調味料を入れることができます。扉を付けているので、ホコリが付かず衛生的です。大きめの容器に入れているものでも入れることができます。流し台の後ろは壁一面のカップボード。大容量の食器棚・収納庫です。カップボードの横幅は、3m10cm。カップボードの奥が冷蔵庫置場です。冷蔵庫の上は奥行きのある収納をとっているので、寿司桶や運動会の大きな弁当箱や重箱を置くことができます。棚部分には電子レンジ・トースター・炊飯ジャー・コーヒーメーカーを置いても広々スペースです。カップボードには、一列引き出しを設置しました。下の扉には、奥行き44.5センチの無印の引き出しを使用。丸ごと引き出しまで作ってもらうと高くなるので、無印の引き出しケースに合わせてカップボードをオーダーしました。ケースの中は、食材・お菓子・密閉容器・ラップ・弁当箱etcを十分に収納することができます。 くつろぎだけでない、実用性を兼ね備えたLDKの完成です!リビングにも壁面収納を設置しました。テレビの下のスペースは、カップボードと同じで無印の引き出しケースを入れることができます。収納庫内の幅はカップボードと同じなので、持っているモノに変化があった場合は、無印ケースや棚板を移動することできるんです!このスペースには、無印の引き出しが高さは24センチと18センチを2段、計16個入ります。天井までの収納には、大きなアルバムも入ります。左棚はカウンターなので、電化製品を置く事を前提に設計。上の扉の中とカウンター下にもコンセント常設しました。パソコンやプリンター、または電話を置いてもいいですね。コンセントがあるので親機は扉内に、子機やFAXだけをカウンターに、でもOKです。カウンターには穴が開いているのでコードが見える心配もありません。――キッチン・LDKをリフォームして――このマンションは、南向きではなく東向きでした。初見は午後1時のお昼頃だったのですが、LDKがとっても暗かったのです。特にキッチンは対面で吊り戸棚で本当に暗く、フローリングもこげ茶でますます暗い印象でした。数時間経ち、玄関側の個室に行くと窓から採光があり、明るい。もったいないなぁ~・・・この日差しを活かしたい!ということで、東西にリビングを設置しました。これならLDKも昼間は暗くありません。 しかも両方窓があるため風通しもバッチリですね!キッチンは西になりますので、真夏はカーテンを設置した方が良さそうです。今回のリフォームは、少しでも光を入れ、一番長くいるLDKをいかに明るくするか。そして広くて、風通し良く!を考えたリフォームでした! 元・居間に主寝室を設置。大容量のクローゼットを用意しました。居間スペースは主寝室にしました。画像は主寝室のクローゼットです。幅は一間半程度、奥行きは1m。こうすることによってステンパイプを奥と手前の2本取り付けられるのです。トータル3間分相当の洋服を掛けられます。扉は引き戸にして白扉に統一。スッキリ圧迫感のないクローゼットが完成しました。ステンパイプを掛けているソケット部分は2つ設置しています。取り外しができるので、一本のステンパイプの位置を移動が可能。中に入れる洋服の肩幅の大きさによって、ステンパイプをずらすことができます!掛けたお洋服の下はPP引き出しケースを置くと荷物が片付きます!奥行きのある引き出しケースでもいいですし、このように奥行き45センチ位のモノを奥と手前に置いて、季節で入れ替えてもいいですね。上の棚には大きな旅行バックやお布団がしっかり置けるスペースもあります。ベランダ横ですが、白い扉でスッキリまとまっていますね! 元・和室やトイレのあった場所には2人分の子供部屋を!	ロフトベッドは布団の幅分出ていて、下がクローゼットです。クローゼットの左奥には子どもの旅行バックや、子どもの思い出の作品などを収納できる棚を取り付けています。画像のハシゴは撮影用で奥に掛けていますが、通常は手前に掛けて奥の壁には机を置きます。3つの引き戸の反対側には同じようにもう一部屋を用意しました。子ども二人でも、将来どちらかが独立し一人になった時に広く使えるように、2つの子ども部屋は3枚の引き戸で仕切るようにしました。角部屋ではないので、子ども部屋には窓がありません。暗い雰囲気にならないように、白で統一。お子さんが学校などのお休みの時はドアを開ければ、リビングと廊下の間の大きな強化ガラスから光が差し込むので明るいです。間取り図で見るとよく分かります!劇的に生まれ変わりましたね。今回のリフォームの主寝室や子ども部屋。共有通路側に持ってこなかった理由は、共有通路側に寝ることが落ち着かないと言われる方のためです。また、子ども部屋の廊下側のドアと、仕切りの3枚の引き戸。これを全て開けると、かなりの開放感があります。お子さんが小さい時など、お母さんがダイニングテーブルに座っていても遊んでいるのが見えますね。また、今回は主寝室と子ども部屋の壁にドアを付けました。子どもがいる時は、子ども部屋のクローゼットの中にドアがあるというワケです。これは将来ご夫婦だけになった時に、趣味の部屋や夫婦別々の寝室など、主寝室からも好きに出入りして使える事ができるようにするためです。また、子ども部屋を和室にリフォームしてもいいですしね!また、廊下には収納スペースを2ヶ所作りました!廊下に収納がないマンションが多くて、掃除機も寝室に置いているお宅が多いのです。 玄関側の元洋室スペースに広々な♪洗面所を設けました。この大きな鏡は、実は引き違いになっていて・・・開けると! 窓が!この窓の向こうは共有通路ですので、普通の窓だったらお風呂に入る時シルエットが映ってしまい、ブラインドカーテンなどが必要となってしまいます。カーテンはしたくなかったので、ならば鏡をと!いうことで引き違いの鏡を設置しました。また湿気のこもりやすいマンションの洗面所。窓の両サイドを開けて風通しもできますのでカビ対策にもなりますよね。洗面台の上に脱着式のポールを設置。これで洗濯物のチョイ干しができるので、洗濯物はハンガーにある程度掛けて、サッとベランダに持って行く事ができます。洗面台の右側部分の収納スペースをご説明します!①棚の間は入浴時の着替えを置くスペースです。洗面台右横の観音開きは、洗濯カゴの収納スペース。普段見せたくない洗濯カゴは入浴時以外は収納してしまいましょう。洗面台の下が空いているのは、椅子を置きたい方の為に。②右側の扉を上下開けると、上にはバスマットやバスタオルや大きなサイズの洗剤や柔軟剤のストックを収納できる大容量の収納です。下はもちろんPPの引き出しを2列で6個入れています。③側面には、奥行きの浅い棚を設けました。普段家族が使う整髪料やボディローション等を収納できるので、鏡を見ながらすぐに取り出せますね。洗面台向かって左横の扉の中は汚れたら抜いて洗えるケースを入れました。これで液ダレしやすし住宅用洗剤などを入れても大丈夫です。もちろん高さも調節できますよ。 洗面所奥に洗濯機置き場。その横にも収納棚を設置!洗面台の左奥には洗濯機置き場。ドラム式の洗濯機の場合、前方が狭いと蓋を開けた時に、体をねじって大変ですが、これならスペースが十分なので大丈夫です!洗濯機の左側は浴室となっています。浴室と洗濯機の間に、幅の狭い収納棚を作りました。収納棚の取っ手の位置・開く方向が上下の扉で違いますが、これは用途が違うためです。上の段は「お風呂上り用途」。お風呂上りに浴室内からタオルが取れるようにしています。下の段を開けると「洗濯用途」。 洗濯の際にすぐ使えるようにです!ドアが開く方向って大事ですね!まるで海外みたい!なモザイクタイルが眩しいバスルーム。ここは梁があるので、ハーフバスに。そしてブルーのモザイクタイルを敷き詰めました。梁の向こう側にも照明を取り付けています。モザイクタイルがキラキラしてキレイです。洗い場です。このドアも向きに注意!開けたら、サッとタオルが取れますよ。トイレの配管スペースは棚で目隠し!飾り棚の完成です。入って左の壁は、パイプシャフトで移動できませんでした。左の床の立ち上がった部分は、配管スペース。というわけでちょっとした飾り棚にしてみました。手洗器の下はもちろん収納スペースです。手洗器前方壁には、水ハネしてもいいように、パネルを貼っています。 玄関まで続く廊下の壁一面の収納。実は全部シューズボックスなんです!廊下一面に広がる収納棚・・・これはシューズボックスで、ナント幅は2m近くあり、大容量です!ただ、中の棚板の写真は撮り忘れてしまいました。申し訳ございません。最後に玄関です。キッチン&リビングからの採光もあり、明るくなりました。玄関入ってすぐ左には、奥行きの浅い棚収納を設置しました。カウンターの上に明かり取りの窓を開けたので、キッチンから入ってくる明かりが差し込み、暗い玄関になりません!なおこの棚収納は傘立てとスリッパ入れになっています。